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温故知新

-歴史は繰り返す-の実現を

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■1979年度シーズン、横浜セブンス準優勝など

■1979年度シーズン(初優勝前年)②
今回は横浜セブンスの準優勝の写真記事と
金野滋日本協会専務理事(同志社OB)のインタビュー記事をお届けします。
「日本ラグビー」を「同志社ラグビー」に読み替えても・・・。
宮本同志社、Go forward, go!


●資料ラグビーマガジン1979年6月号
同志社、横浜セブンス準優勝(記事なし)

79.6横浜セブンス1   79.6横浜セブンス2   79.6横浜セブンス3

79.6横浜セブンス4   79.6横浜セブンス5




●資料ラグビーマガジン1979年6月号
「日本ラグビーの現況と行方は!」
―金野滋専務理事に聞く―

イングランドの来日目前の日本ラグビー界。しかし現状では、日本の前途は限りなく厳しい。そんな日本ラグビーは先手を打ち、高校遠征、若手によるNZ遠征を挙行し、両方ともかなりの成果をあげている。この次代の日本を背負う若い力の将来と日本ラグビーの今後を専務理事の金野滋氏にうかがってみた。

A・ジャパン、次代を目指し必死

―ニュージーランドA・ジャパンはどんな合宿ぶりでしたか。
 僕は3月28日に一行とニュージーランドに渡り、10日間生活を共にしてきた。練習は第1戦の行われる3日前までは午前、午後各3時間という長いものだったね。しかし長いといっても、走りっ放しということじゃなくて、コーチが教えるという場面がかなりあったから、時間のわりには耐えられない厳しさではなかったと思う。しかし内容は相当濃いものだった。

―向こうではどんなコーチが指導にあたったんですか。
 最初の2日間と翌週の3日間はニュージーランドの専属コーチのビル・フリーマン氏がきてくれた。それ以外の間は、ローリー・オライリー氏がきてくれていた。オライリー氏は坂田や山下が大変世話になった人だ。その他に各ポジションごとの専門家が指導にあたっている。そして注目すべきことは筋肉強化専門のコーチも随時きてくれていることだ。

日本は上半身が貧弱

―コーチの方達はA・ジャパンのことをどのように言ってましたか。
 一番向こうのコーチがいうのは日本選手は下半身に比べて余りにも上半身が貧弱だということだ。そんなわけでゲームなんかに織り混ぜて上半身を鍛えるエクササイズをやっている。これは日本の選手の最も不得意な部分なわけで、上半身の力が弱いと思いきりぶつかるプレーができない。そのほかに”ラックやモールに入る姿勢が高すぎる、もっと低い姿勢で入れ”といわれていた。日本人は姿勢が低いはずなんだが、これは思い違いで、いざとなると向こうの奴の方がずっと低い。日本人はスクラムとか規定されたものでしかダメで、とっさのプレーにはそれが(低いプレー)ができない。まあニュージーランドなんかに比べてラグビー歴が少ないからだろう。たたき込まれた”即製”という感じはまぬがれない。

―コーチングに関して日本との違いはどんな点ですか。
 向こうのコーチ陣は実に細かいことまで具体的に教えてくれる。モールでの手の位置まで丁寧に教えてくれるというふうだ。日本の今里や高田のコーチ陣も初めて聞く新しいことが多く、そのたびにホォッといいながら懸命に筆記したり、テープを聞いたりしていた。そして夜になると監督の坂田と3人が集まって、その日の復習のために勉強していた。

―日本の練習と中味はどんな点が違いますか。
 連続のプレーというものが練習の中でも非常に多い。日本の一番の欠点は練習に関連性がないことだ。練習と次の練習の間がダラダラしている。よく走り込んではいるのだが、力を出しきって走って、またすぐに次のポイントに全力で走るというふうな、連続のスタミナがない。その間休まないと息切れしてしまう。要するに連続プレーしにくい体質が、練習でそうやっているから、試合にも出てしまう。

カ大戦で好ファイト

―まあ短い間ですが成果はどうでしょうか。
 第1戦から勝ってもらいたいのはもちろんだが、遠征の終わった時点で、来た時より数段よくなっていればそれでいいと思う。第1戦のカンタベリー大戦は僕は見られなかったが、ビル・クラーク氏の話では「非常によかった。あのくらいできるなら、あのまま転戦を続けていけばかなりの成果を期待できる」といっていた。

―その試合について詳しくお聞きしたいんですが・・・。
 最終スコアこそ33対11で敗れたが、点差以上に接近した内容だったという。それは前半30分頃までは11対0とリードしていた。それまではディフェンスも素晴らしかったと聞いている。第1戦では瀬下が脳震とう、辻が上唇を裂傷、藤崎が背筋を痛めて、3人の負傷者を出した。これらはいずれもタックルに飛び込んでのもので、カ大の選手も「日本の当たりは厳しいものがあった」と一様に述べていたそうだ。まあケガも大したことはなかったようだが・・・。その試合を見たニュージーランド協会の強化委員長のジム・スチュアート氏も「74年の全日本と比べてこのチームの方がよっぽどいい」といってくれている。

―今回のA・ジャパンに選抜されながら河瀬など都合で参加できなかった選手が数人いましたが、そのあたり残念だったですね。
 河瀬もそうだし新日鉄の連中なんかも遠征と重なったからね。釜石の石山・千田ら若い選手、それに八幡の南川ぐらいまで連れていきたかった。しかし新日鉄も外国で試合してくるんだから、それはそれでいいことだ。しかし外国に行くと体力のなさというものをヒシヒシと感じてくるだろうね。大きさと重さとか向こうの連中のパワーを目の当たりにして怖さを感じるだろう。何も体が大きいということだけじゃない。外人でも日本人ぐらいの体の選手はいるけれど胸の厚さが全く違う。日本の選手はもっともっと真剣に体力づくりに取り組まなければだめだ。

―それでは次にイングランドに遠征した高校はどうでしょう。
 非常な成果をあげたと思うね。まあ相手は主に単独高相手だったということもあるが、コベントリーの連合軍にも大差で勝っているし、ロサール高という英国でも結構強いとされているチームにも勝っているからね。ロサールには全英の代表選手も数名含まれているはずだから良くやったといえる。とにかくFWは抜群に強かったらしい。とにかく高校があれだけ善戦できるんだから、これは大きいことだ。ラグビー始めて1、2年という連中がいい試合できて、それが2、3年たつとグーンと差がついてしまうというのは高校から上の段階での鍛え方に問題があると思う。日本の大学ラグビーの一つのきまったパターンでの練習を重ねることで伸びないでしまう。どうやってうまくなろうといった実践的練習がされてなさすぎると思う。

―高校の今度の遠征の結果からみると日本の前途に期待してもいいですか。
 どれぐらいまで世界に接近できるかというとわからないが、いい方向に進んでいることは確かだ。高校の遠征を企画して数年になるが各高校のラグビーに対する熱意が違ってきている。だから高校の遠征は毎年行う予定だ。来年はNZ遠征をよていしている。25人が代表でいくからいいということではなく、そのために全国の高校ラガーマンがそれを目標、刺激にして頑張るところに意味がある。それが全体のレベルアップにつながるということだ。そうやって3年たって、今度のように若手をどこかへ連れていけば本当に力がつくと思う。今回のNZ合宿にも第1回のイングランド遠征や豪州遠征の代表選手がずいぶん選ばれている。例えば、瀬川、瀬下、金谷、辻、木村、それに林、河瀬なんかもそうだし。

日本代表は必死に体を使いきれ

―次にジャパンのイングランド戦への協会の心構え、姿勢を聞かせてください。
 ニュージーランドから若手が帰ってきた直後の5月6日に大阪で日本代表とA・JAPANを試合させる予定だ。A・JAPANを2チーム編成して、もう一方を日本Bとやらせて、成果をみようと思っている。その結果で、若手が著しく伸びていればイングランド戦に起用することも一つの手だが、まあA・JAPANは日本Bとして緒戦に当てるのも面白い。この辺は今後決定することでまだ何ともいえない。

―イングランド戦というと、どうしても46年の3対6の試合を思い出すのですが、今回のJAPANはどうでしょう。
 あんな夢は今願うことはできない。正直な話20点差ぐらいの試合をしてくれと望む。この間のタラナキ州代表戦も残念な結果だったが、今度のイングランド戦は選手も燃えるだろう。しかしただ燃えてもダメで具体性なく燃えても仕方がない。”今何を自分がすべきか”をしっかり意識しないことには期待できない。

―金野さんは選手に何を一番いいたいでしょうか。
 必死になれということだ。その試合で体を使いきっちゃうということが大事だと思う。46年のイングランド戦の激烈な戦いの後の送別会では選手がバタバタ倒れたよ。小笠原とかすごい形相でね。それで相手のイングランドの選手もぶっ倒れた。そんな体も上げられないほど力を出しきったプレーをしてほしいんだ。

―46年当時と今の日本とどこがそんなに違うんでしょうか。
 決して今の選手が落ちているとは思えないんだが、体格も大きくなっているしな。ただあの当時のメンバーは何しろガメツかったよ。原にしろ、後川、小笠原、そして村田、伊沢、今里、藤本、横井、坂田、伊藤・・・・・。外人が激賞してたものな。それを考えると、残念ながらやっぱり落ちているといわざるを得ない。

―今後の日本ラグビー協会としての予定、方針は。
 9月にはケンブリッジが来日するし、来年はフランス遠征だ。とにかくイングランド戦が終わったら、一回洗い直すつもりだ。そして今年の夏合宿には向こうのコーチを呼んで、みてもらおうと考えている。去年の同志社もそうだが、外人に教えてもらうと、こんなにも違うのかと不思議に思うくらいだから、やはり日本のコーチも、もっと勉強する必要はあるだろう。とにかく5月20日はいい試合をしてもらいたいと祈る気持ちだ。

高校日本代表イングランド遠征

79.6E遠征高校日本代表1   79.6E遠征高校日本代表2

79.6E遠征高校日本代表3   79.6E遠征高校日本代表4   79.6E遠征高校日本代表5   79.6E遠征高校日本代表6
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