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温故知新

-歴史は繰り返す-の実現を

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■1979年度シーズン③同志社ラグビー祭他

■1979年度シーズン③(初優勝前年)

先日5月5日、宮本新監督の下、西田主将シーズンが」スタートしました。
「温故知新」も32年前の「同志社ラグビー祭」から再開、シーズンインいたします。


●資料ラグビーマガジン1979年7月号
同志社ラグビー祭(記事なし)
1979年度同志社ラグビー祭①   1979年度同志社ラグビー祭②


ゴールデンウィークの明治・早稲田・筑波・慶應・東海・中央(記事なし
大学GW①   大学GW②   大学名簿③   大学GW④


●資料ラグビーマガジン1979年6月号
巻末「部員名簿」
大学名簿①  大学名簿②   大学名簿③   
大学名簿④   大学名簿⑤   大学名簿⑥   
大学名簿⑦   大学名簿⑧   大学名簿⑨





●資料ラグビーマガジン1979年7月号
「A・JAPAN15 ニュージーランド遠征」
監督 坂田好弘

同志社からも伊佐治さん、林さんが参加したA・JAPAN15。
その監督を務められた坂田先生のレポートです。
ラグビー後進国の指導者の視点から、先進国ニュージーランドのコーチングと
そのシステムについて解説しておられます。
最近、関東の強豪大学のコーチ体制の充実ぶりに目を見張らされますが、
チームの強化にとって、潤沢で優秀なコーチングシステムが重要であることをお感じください。


時間が経つにつれ再認識する大きな収穫
 このところメッキリ上昇株のA・JAPAN15。約1ヵ月の間で日本代表を破るまでに力をつけた。その秘密は何なのか、ニュージーランドで一体どんな練習が行われたのか。”世界の坂田”といわれたほどの氏までをも改めて震撼させたニュージーランドラグビーの現況について、全国ラガーメン、指導者に与える現場からの報告である。
(編集部)

8試合常にプレッシャーの中でプレー
 ニュージーランドでの試合を終えて帰国する前日、我々をコーチし、またいろいろとお世話をしてくださり、元カンタベリー大学の監督でもあった、ディック・ホクリー氏の話した事が非常に印象に残っている。「今、若い日本の選手は、ニュージーランドを去ろうとしている。そして彼らは5週間練習と試合をやってきた。彼らにとっては満足いく結果ではなかっただろう。そして彼ら自身ニュージーランドでどれほど多くの事を学んだかを今は知ることはできない。しかし時間がたてば学んだことの大きさ、多さを知るであろう・・・・・」と。
 日本へ帰ってすぐ日本代表と戦いまたイングランドと戦う機会を得て、初めてホクリー氏の言っていたことが理解できました。具体的にはニュージーランドでの8試合、常にFW、バックスともに厳しいプレッシャーの中でゲームをやってきたということです。
 スクラムからのボール出しのタイミングが悪ければ、まずスクラムハーフが相手ハーフに必ずつぶれさます。ハーフのパスが悪くスタンドオフで一瞬もたつくような事があれば、間違いなく相手フランカーの格好の餌食になります。この事はラインアウトにおいても他のプレーにおいても同じでした。ニュージーランドではプレーのひとつひとつが確実に速く、強くなければ通用しません。

指導体系の確立で急進歩のNZラグビー
 前回1974年に日本チームがニュージーランドへ遠征した当時のニュージーランドのチームとは大変な違いでした。その頃のニュージーランドのラグビーのパターンは随分のんびりしていたと思います。
 特にバックスのディフェンスはエキストラマンに対してマンツーマンのディフェンスでフルバックがライン参加すると簡単にラインを突破できたものでした。しかし今回はそう簡単にライン参加しても抜く事が出来ませんでした。ディフェンスの体型がきっちろ出来ており、エキストラマンに対しては”つめ”であり、近くのプレーヤーが迷いなくエキストラマンにタックルし、ライン全体で思い切って相手ラインへプレッシャーをかけるという事で、なかなか今はフルバックのライン参加だけで突破するのはむずかしくなっています。
 まずこのことが前回の遠征や私自身留学していた当時とは大変な違いであり、ニュージーランドのバックスの進歩だと思います。また攻撃に関しても、今までのニュージランドは、FWとハーフ団で戦っていたイメージがありましたが、今はFW、バックス一体となった15人ラグビーに変わっています。FWは好いボールをバックスへ出し、バックスはウィングまでボールを展開しようとするスピードのあるラグビーに変貌しました。 
 前回の遠征や、私は留学していた頃は、対戦相手や地域によって戦法やプレーの形がそれぞれ違っていましたが、今回は遠征を通じて対戦相手により多少の違いがあっても根本的にはどのチームも同じ形のラグビーをやっているということを強く感じました。子供達のやっているラグビーにもそれが見受けられます。
 この事実はニュージーランドのラグビーの指導体系がしっかり確立された結果だと言えるでしょう。たしか今から5年前にきっちりしたコーチの制度が確立され1人のトップコーチの下に8人のニュージーランドのコーチが任命され、その下にニュージーランドのコーチによる講習会とテストをパスした200人ものコーチがいて、各々自分の得意とする分析、例えばタックルであり、キックであり、またラインアウトであったり、それぞれ指導に当たっているということです。そうして基本的にはトップのコーチの考えのもとにまとまっています。
 
基本技を細かくチェックするコーチの重要性
 我々が遠征の最初の一週間コーチを受けて感じた事は、向こうのコーチはどんな小さなプレーをコーチするにも自信にあふれているということと、基本プレーといわれるているものを時間をかけ、各々キーポイントを指摘しながらゆっくりと何回も正しい形を覚えるまで根気よくやることです。
 例えばラックの練習においては、まず姿勢の練習から入ります。腕を後ろに伸ばし、背中をグラウンドと平行になるように低くし、頭は上げて丁度ツバメが羽を広げて飛んでいるような姿になります。彼らは『スワロー・ランニング』と呼んでいました。この姿勢がラック、モール、タックルと入る時には一番大事だと言うわけです。
 常にこの姿勢で走れると、ラック、モール、タックルもうまくやれると言うわけです。考えてみると、彼らのコーチングの根本には常に一番大事な基本となるものは何かということをよく見極めた上で、それに合う練習方法を創り出して、それを繰り返し、やらせるということです。
 ラックにしろモールしろ他のプレーにしろ、基本的なこと『スワロー・ランニング』がやれるようになると並行して次の段階へ進むという具合いで、一足飛びに高度なプレー、形だけのプレーへは進みません。そして常にコーチは基本的なプレーを厳しくチェックし、常に正しい形をやかましくいい聞かせます。
 例えば試合でモールを形成し、そのモールから好球が出たとします。しかしコーチはそのモールはまず相手を押し込んだか、正しい姿勢だったか、足を広げて立っていたか、バインドはしっかりしていたか、頭を上げていたか、フォーメーションはしっかり出来ていたかなどをチェックし、それらができていなかったら、好いボールがモールから出たからといっても、好いモールだったとは言えません。あくまで基本に忠実なプレーでないとだめなわけです。
 こうしてみるとコーチとはさまざまな基本となるプレーの正しい形をよく知って、それを常にチェックできるものでないと正しい形のラグビーが生まれてこないということだと思います。だから彼らのコーチ振りは始めはゆっくりゆっくり、正しい形を覚えるまではスピードをつけません。如何に正しい形が大切であるかを時間をかけて教えます。

素晴らしかった遠征メンバーのヤル気
 今日本に帰ってきて、自分のチームをコーチしてみて今まで形ばかりで根本となる大事なことを見落としていたように思います。
日本とニュージーランドではラグビーをする環境はまったく違いますが、我々も時間をかけて正しい形のプレーをコーチしていきたいものです。
 最後に、A・JAPAN15の選手諸君は本当によくやったと思います。何よりも素晴らしかったことは、ラグビーをやるんだという気持ちが全員にあったことです。やる気のないプレーヤーがいくらいいコーチングを受けてもなんにもなりません。
 このやる気持ちがある限り、我々がコーチを受けた多くの事は消化され、血や肉となり、間違いなく明日の日本ラグビーの礎となり得るものと信じています。
 A・JAPAN ??の選手諸君、頑張って下さい。
 最初に書いたように時間がたてばたつほど我々が学んだ事の大きさ、多さを再認識することと思います。
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