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温故知新

-歴史は繰り返す-の実現を

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■1979年(初優勝前年)各大学リーグ展望①

●資料ラグビーマガジン1979年11月号
「特集」 関東・関西・九州大学シーズン展望

関東大学展望
 今年は明大が昨年の雪辱に燃えている。 FWに英国遠征組が大量に入り、伝統の重量FWはますます健在だ。一方、昨年の覇者日体大も連覇に向けて着々とチームづくりを行い充実している。慶應、筑波もあなどれないが筑波は今季「台風の目」になりそう。また名門・早大がどう立ち直るか、注目される。そしてリーグ戦では久々に法大が復活のきざしをみせており他校を一歩リードしている。今シーズンへの興味は尽きない。

◆関東大学リーグ戦グループ

- 主力のNZ遠征で実力をつけた法大 -

☆ 法大 ☆☆☆☆☆
「黄金時代」へ復活のきざし十分
 大混線を続けた昨シーズンのリーグ戦。ことしも尾を引く可能性を残しているが、法大が1校抜きん出たパワーをつけてきた。かつて早大と覇を争い続けた昭和39年~42年度のリズムが、ようやく復活してきた感じである。
 伊志井監督自体も「監督復帰4年目でもあり、ことしは区切りをつけたい」という。かかげた目標もリーグ戦制覇を飛び越えた「大学選手権優勝」と豪語する。
 春からの調整もスムース。ボールを持っての練習は日曜一日だけと定め、三つのグループに分かれて陸上、バスケットボール、ウェートリフティングと他の運動部に武者修行に出して「ラグビーで使わない筋肉を鍛え上げた」(石井監督)
 陸上でスピードを、バスケットボールで機敏さを、そして重量挙げで筋力と体格をひと回り大きくしたフィフティーン。ほかにも効果はあった。ラグビーの週一日の練習が待ち遠しくて、楕円のボールと取り組む姿勢まで変わったというのだ。
 ほぼ1チーム分に相当する主力が、ニュージーランドに短期留学し、本場のパワーと接したのも好結果につながっている。日本学生代表のWTBに選ばれ、ケンブリッジ大戦で大活躍した下坂主将は、4ヵ月の留学中、オークランド州代表にまでなってハクをつけてきた。
 誤算といえばロック古仲がジン帯を痛めて欠場することぐらい。FW派機動力、破壊力とも抜群の伴田が軸のフランカー。バックスは下坂がそれぞれポイントとなって穴をさがすのが困難なほどまとまっている。
 釜石遠征で対戦した松尾選手(新日鉄釜石)から「ことしの法大は強いですよ」とお墨付きをもらったぐらいだから、候補ナンバーワンの座は不動と見ていいだろう。

☆ 東海大 ☆☆☆☆☆
軽量FWだがシャープな動きで勝負
 候補はすんなり決まったが、対抗がなんともむずかしい。実績からいけば昨シーズン準優勝、レギュラーからの卒業生がわずか3人という東海大だろう。
 昨年の2位を和泉監督は「1年早すぎた。もう1年鍛えてから優勝争いに参加したかったのに」と悔やんでいた。
 桔梗によっては贅沢なことばだが、慢心を心配したようだ。どうやら和泉監督の危惧は当たっていたとも取れるチームの状況のようだ。
 このチームの特徴は、和泉監督が早大OBだということから、多分にワセダカラー的な色彩の濃いチームだ。FWが軽量。しかしこの軽量FWがシャープさで勝負してくる。ことしは小柄なFWが玉砕覚悟で火の玉と燃え、真正面からぶつかってきた昨年の迫力に欠けるのだ。
 2人の抜けたフランカーは土屋、伊藤、鈴木が争う。ここがまだ埋まらぬために、あるいはそんな印象を与えるのかもしれないが、6人もレギュラーが健在なFWならもう少し昨年からプラス・アルファがほしい。
 こうした精神面の充実さえうまくいけば、東海大始まって以来の充実したバックスが後方に控えている。CTB桜井のサ骨骨折は計算外だったようだが、松下主将以下のラインはちょっとした「ミニ・ワセダ」だ。9月30日が法大戦、雌雄を決するカードがあまり早すぎて興味をそぐが、かつての「早法戦」のようなゲームを期待したい。

☆ 国士舘 ☆☆☆☆☆
SO中平の抜けた穴が最大のネック
「フロック優勝などといわれないために」を合言葉に猛練習を積んだ国士大も元気だ。なかでも柳沼が成長し、モール、ラックの中心が形成できた。
 しかし、大きくなった分だけ、機動力がなくなった。小柄ながら瞬発力を秘めていた竜滝、和田、奥村のフランカー・トリオの抜けた穴が、そう感じさせるのかもしれない。
 現在、青木、杉本の4年生を中心に食い込み、斎藤、松田のフレッシュマンがポジション争いを展開しているが、二ツ森監督の胸中は「オビに短し、タスキに長し」といったところ。NO8の座は「将来のFWの柱」を養成する意味もあって斎藤を使う計画だが、まだ大学ラグビーのスピード、当たりに戸惑いが見える。
 とはいえ、どうにかなるFWに比べ、二ツ森監督が一番頭を悩ませているのはSO中平の後継者。極限すれば昨シーズンの優勝は、作戦司令に中平を得てこそできたもの。FBから清河をあげると後方の守りが薄くなる。かといって梅本でも不安「SOとFBにメドがつけば」がことしの国士大だ。

☆ 日大 ☆☆☆☆☆
4年計画の最後を迎え、見事なまとまりをみせる
 不気味な感じなのが日大。卒業生が4人と、ほぼ昨シーズンのメンバーが残っているのが何よりも強味だ。
 チームの充実ぶりは、ケンブリッジ大戦の日本学生代表に高田、高橋とFWから2人を出場させたところにもうかがえる。
 とぼけた味が何ともいえない吉川監督は、「夏合宿は天候に恵まれ、非常に成果をあげた」といったあと、「一本目はコーチにまかせっきりで、ボクはもっぱら二本目を鍛えた。おかげで一、二軍の力がきっこうしましてね」と目を細めるのだが、このことばには裏があるのだ。
 FWの高田、高橋、宮下。バックスの谷口、菊池、平山の計6人。彼らは吉川監督がチーム強化4年計画で育て上げてきた選手たちである。そんな六人衆が最上級生となった今シーズンは「だまってたって高橋主将が中心になってやるはず」とデーンと構えているのである。
 東北地方に強く、その情報網にひっかけて獲得した183cm、88Kgのフレッシュマン山平が伸び、レギュラーに入ったFW。バックスにも足は遅いが破壊力がすごい84KgのWTB石川と、おもしろい存在になりそうなニューフェースもいて「昨年の5位から一歩でも前進できれば・・・・・」のことばとは裏腹に、もっとでっかいところをねらっているのが今季の日大といったところかもしれない。
 
☆ 専大 ☆☆☆☆☆
フランカー陣の攻守にわたる動きがカギ
 陣容的には優勝してもおかしくないものを持ちながら、6位に終わったテツを踏むまいと、専大は夏合宿中も「フォーメーションは帰京後で十分」とばかり、とにかく走り込んだ。昨年の成績が振るわなかったこともあって、後の方になってしまったが、対抗馬の一角である。
 嵯峨、中原、安藤のフランカー陣の動きが攻守両面でひとつのキーになっている。FWは育てるつもりで使う河村にまだひ弱さを感じ、ラインアウトを含めたモール、ラックに穴を感じるが、ラインにボールさえ渡ればかなりの得点力がある。
 鈴木、佐藤正の両CTBは人にも強く、フォーメーションの調整で失敗しなければ、フランカー陣のサポートと相まって楽しみなチームだ。
 「4年生がよくまとまり、去年のようにズルズルっと尻つぼみになるようなことはまず考えられない。期待してるんです」と作山監督の表情にもゆとりがあった。

☆ 中大、東洋大、大東大 ☆☆☆☆☆
否めないFWのパワー不足
 残る3校、中大、東洋大、大東大はやや力が劣る。混戦ムードのシーズンだけに、上位4校への可能性は決してないわけではないがFWのパワー不足はやはり一枚割り引いて考えるべきだろう。
 昨年4位の中大は2年目を迎えた財津、松橋が伸び、プロップに一応のメドがついた。そして五月女主将のもとでのまとまりなどから、軽量のハンディをかなりカバーすると思われ、一応期待はできる。夏合宿でも2年目、村田コーチのもと、ハードな練習を積んでおり、この成果にも期待したい。
 2部からのカムバック、大東大も「転落はもうごめん」と高木主将を中心にまとまりを見せており、来年はトンガ王国から異色のラガー2人が入学予定とか。
 「外国からのお客さんのためにも頑張らなければ・・・・・」も燃える理由のひとつだ。

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